今、加害車両はほとんど任意保険に加入していますが、加害者の代理人としては、損害保険会社の担当者が、 自賠責保険分も含めて被害者に対応するのが普通です。傷害・後遺障害による損害については、「任意保険会社の基準」で、 被害者に示談提案してきますが、それは極めて低いのが通常です。被害者は、多くの場合、過失相殺、慰謝料の額 (傷害・後遺障害)・休業損害(傷害)と逸失利益(後遺障害)の額について、損保会社の主張をベースにして示談して いますが、弁護士が被害者の代理人になれば、「裁判の基準」(いわゆる「赤い本」の基準)で有利に交渉し、だめなら 裁判を提起して解決できます。一定の弁護士報酬(目安は料金参照)を引いても、被害者の手取りは確実に増えるといえます。後遺障害等級11級の被害者に対し、加害者側損保会社は700万円の示談金を提案し、被害者の代理人として提訴し、判決で3倍の2100万円の判決を得て一審で確定した事例もあります。
(1) 自己破産事件
破産した上、個人の免責(税金・社会保険料・不法行為による賠償義務を除く)を得る手段です。全国で25万人位 が毎年免責されていますが、この制度は個人を救済してやり直しを目指す制度です。弁護士に委任したほうが早期に免責を取れます。
(2) 再生事件
@ 小規模個人再生事件
5000万円以下の債務を負う個人(定期的収入がある者)が、3年以内に一定の弁済をすることを条件に、 残りの支払いを免除してもらう制度です。なお、債務者所有の不動産を手放さないで行う「住宅資金特別条項付民事再生」 も、条件が整えば、可能です。
A 法人通常再生事件
支払い不能ではあるが、再生が可能である法人については、債務額の一定割合(たとえば10パーセント)を 一定年数(たとえば7年)で支払うことを条件に、企業を破産させずに再生させることが可能です。従業員30名の製造業での民事再生事件で、8ヶ月で再生計画が認可・確定し、雇用を守った事例があります。
(3) 任意整理事件(個人・法人)
法的手続きをしないで、債権者との話し合い・交渉で解決する方法です。特に、利息制限法に違反する 「グレーゾーン」金利については、最近の最高裁の有利な判決も武器にして、過払い利息の元本充当、返還請求も含めて、 弁護士による有利な解決も期待できます。
(4) ヤミ金事件
サラ金などから借りられない債務者に、年間3000パーセントもの超高利で貸付けて暴利をむさぼる闇の (貸金業の届出をしていない)業者による被害が多発しています。これらの人物は、出資法5条で「5年以下の懲役・ 1000万円以下の罰金」という重罪を犯しているので、弁護士に依頼して関係を絶つことが必要です。弁護士が入ると、 それだけで解決する事案が大半ですから、まず相談することをお勧めします。
現在、日本における1年間の離婚件数は25万件前後といわれています。縁があって結婚したのですから、 できるだけ離婚しないで解決することが望ましいのですが、離婚してもう一度人生をやり直したいという件数も決して 少なくありません。相手配偶者に、不倫・暴力(DV)・浪費等があり、きちんとけじめをつけたい時は、法的な解決に 踏み切るべきでしょう。協議離婚が無理なら、家裁での調停、家裁での訴訟で、離婚の条件である、親権者の決定・財産分与 と慰謝料額の決定をすることになりますが、弁護士に委任すると有利な解決ができる場合が多いと言えます。
最近、ストーカー事件も増えています。一度は交際を開始したが、別れる気持ちになり、その旨を告げたところ、 家庭や職場にしつこく交際を迫る電話・ファックス・メール等を送りつけて困るなどの事案では、ストーカー規正法を 活用し、警察の力も借りて解決することが有効です。
遺言のある場合、無い場合も含めて、相続人間で任意に話し合いが成立しないときは、家裁での調停・審判で決着を つけることになります。公正・妥当な解決には弁護士を委任することがプラスとなります。
使用者による解雇、賃金や退職金の不払い、賃金の一方的引き下げ、残業代の未払い、遠隔地への配転等の事件も 数多く発生しています。こうした、いわゆる個別的労働契約に関する事件については、平成18年4月より、地方裁判所 での労働審判制度(裁判官1名、労使双方の審判員各1名が3回程度の審判手続きで解決(調停)を目指し、だめなら判決と 同じ効力がある審判が行われるーこれに不服なら異議を出せば通常の裁判手続きに移行する)が利用できます。
借地・借家の明け渡し請求に対する問題や契約更新の是非、地代・家賃の妥当な額の問題等も結構あります。 適正・妥当な解決のために弁護士を活用することはプラスになります。
土地や建物・マンションの購入に関連する事件(耐震偽装を含む欠陥物件の売買に関連するもの等)も多数あります。 適正・有利な解決のために弁護士を活用することはプラスとなります。